和室から洋室へ―
アルミ建具のアルセオでは、とても多い例です。
しかし、今回は
和室から和室へ―
と、和室と既存枠(敷居・鴨居)をそのまま残しつつ、
アルミ建具を納入した現場をご紹介いたします。
和室にアルミ建具?
と、思った方もいらっしゃるかもしれませんが、、
そこまで違和感なくとけ込みます。
こちらは、市内のとあるマンションの一室です。
向かって左側に1枚、右側が3枚と、障子がL字で納まっていますが、
和室と既存の枠はこのまま残しつつ、障子の代わりにアルミ建具を取り付けます。
①敷居すべり撤去
はじめに、敷居すべりを剥がします。
年月が経っているほど下地の木が一緒に剥がれてしまうので、
注意しながら行っていきます。
②レール取り付け
そして、事前に採寸した長さにカットしたレールを取り付けて行きます。
敷居・鴨居の枠のサイズに納まるレールを使用することで、枠をそのまま有効活用します。
(下レールはテープで、上レールはビスで取り付け。)
③建具取り付け(建付け調整)
当社工場で製作してきたアルミ建具を、襖(ふすま)と同じような要領ではめ込んでいきます。
壁や召し合せに対して建付けの調整等を行い、施工完了です。
以上が、取り付け工事の流れになります。
3ステップくらいで終わってしまいましたが、説明が簡潔すぎるわけではなく、
とても簡単に変えることが出来ます。
枠をそのまま使えるので大がかりな工事もなく、レールを止める際にインパクトドリルの音がする程度です。
また、閉めきった時はもちろん、開けた時にも(和室に対してアルミ建具が)違和感がない納まりになっています。
和室のリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談下さい。