弊社では、ダンフスマは勿論、襖(ふすま)や障子の貼り替えを承っています。
貼り場では専用の道具がいくつかあるので、本当に一部ですが紹介します。
〇引手はずし(鋲抜き)
貼替える前に、引手を外します。
引手は、糊で付いているものや裏表からはめ込むタイプのものがありますが、主に釘で固定してある引手を外すときに使用します。
引手用の小さな釘を抜くなら、ドライバーやペンチでの代用は難しいのであると便利です。
〇刷毛
貼り付けた襖紙の空気を抜くときに使用します。
白く柔らかいものは上質な和紙、黒く硬いのものはクロス用と、使い分けています。
※弊社では襖紙に糊を塗るときは、刷毛ではなくローラーを使用しています。
貼り方によっては襖紙をぬらすこともあり、右真ん中の刷毛は水用の刷毛として使っています。
〇カット定規
襖紙をカットするときに使います。
弊社では、厚みが1㎜以上の定規を使ってカットすることが多いです。
道具のなかには、微妙な違いを使い分けているものもあります。
他にも、カッターやローラー、竹べらなど、身近なものから普段は見ることのもない道具があります。